ヘブライと日本の謎について

 日本の文化、とくに神道や皇室の周辺にヘブライ文化の影響があることは、ほぼ間違いのない事実である。これは驚くべきことではなく、正倉院御物がギリシアの影響を受けていたことと同意とみてよいだろう。今のユダヤ人の文化的、経済的状況からみて、古代においても同様の活躍をしていたものと考えても不思議ではない。誰でも知ってるシルクルードを使用して利益を上げていたのはユダヤ人なのだ。つまり、ヘブライ文化の影響は、ただのひとつの外来文化ということになる。そして、すべてのヘブライ的なものがつねに謎めいているように、「日ユ同祖論」も謎めいている。もっとも謎めいているもののひとつ、「竹内文書」をのぞけば、東北のキリスト伝説かもしれない。

<旧約聖書モーゼの契約の箱が日本にある>

契約の箱に収められる三種の神器というのは、皇室によって守られているというもの。これは八咫の鏡に「われはありてあるものなり」の神の言葉のヘブライ語が書かれているという報道が以前あった。さらに、契約の箱が四国の剣山にあるという伝説もある。
剣山には、鶴岩と亀岩というのがあるんですが、実は(鶴亀山=ツルキ山)これが、一部にいわれているようにヘブライ語とも思われるような民謡などや、「カゴメカゴメ(ユダヤの六方星)〜鶴と亀がすべった後ろの正面だーれ」 という謎、これはとくにご存知の宇野正美氏のいうところ。
またヘブライと神道の謎の頂点、祇園祭り=八坂神社の7/17と同じ日に剣山で何があるかということ、7/17はノアが漂着し「シオン=ギオン」祭りという。また剣山にクリシト神社があるという話や、剣山の物理的構造の謎。なぜ修験道の信仰を集め得たかのこと。山伏=ユダヤ人酷似のこともある。

エドガーケイシーという予言者は、すでに予言者というより実は、多くの新奇な発想の知られざる「ネタ本」として有名だが、この人もこんなことを言っている。  「日本はイスラエル12部族の中で、契約の箱を守り、神と人間との仲介をつとめた祭祀族レビ族に対応」

「契約の箱を守り」とは何なのか。また、「祭祀」という位置づけは、天皇制ということからも意味深である。
旧約ではレビ族はそのなりたちがちょっと呪わしく、神によって保護されることが明言されており、日本人は神風が吹くなどと神によって守護されていることを信じてきたことに符合する。天皇制が数千年の時を経て継続し、太平洋戦争後も安泰だったことは偶然にしてはできすぎている。また天皇というのは実は、農耕民族の祭司的な性格が強く、今上天皇が即位したときの儀式も非常に宗教的なものであり、民族と神の仲立ちが目的と言われていた。日本の天皇というのは非常にタブーが多く、つまり暴かれざる秘密が多い。

  皇室神器  /  ヘブライ神器
  八咫の鏡・・・・・マナの壷
  天叢雲剣・・・・・アロンの杖
  やさかにの勾玉・・モーセの十誡石

じつは契約の箱、聖櫃はアークというが(インディジョーンズでも有名)これは、 「舟」と訳される。じつは、日本の神器を収めているのは、「御舟代」という。これは今上天皇のおじである三笠宮がもらしている。

アインシタインはユダヤ人だが、日本についてこういうこともいっている。

「私はこのような尊い国が世界に一か所くらいなくてはならないと考えていた。世界の未来は進むだけ進み、その間、幾度か争いはくりかえされて、最後の戦いに疲れるときがやってくる。そのとき人類はまことの平和を求めて、世界的な盟主をあげなければならない。この盟主になるものは、武力や金力ではなく、あらゆる国の歴史を遥かに越えた、もっとも古くまた尊い家柄でなくてはならぬ。世界の文化はアジアに始まってアジアに帰る。それはアジアの高峰、日本に立ち戻らねばならない。我々は神に感謝する。我々に日本という尊い国をつくっておいてくれたことを」

ちなみに、契約の箱がどこそこに隠されている、という話は西欧ではありふれた話で、大衆をひきつけるひとつの定番ねたになっており、あのグラハムハンコックも本を出している。
 
 

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