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このコーナーでは、4匹のアフガンハウンドとアメリカに渡り、AKCドッグショーに出陳している作者の体験談、「マイクロチップ埋込み〜ドッグショー出陳まで」の行程をご紹介しています♪
所要日数 |
内容 (各内容をクリックすると詳しい説明へ) |
金額 |
|
T | 1週間位 |
動物病院でマイクロチップの証明書をもらう(マイクロチップ、もしくは、タトゥー) | ¥5000位 |
U | 2〜3週間 |
JKCの輸出用血統証明書を申請する | ¥2000位 |
V | 1日 |
動物病院で狂犬病証明書をもらう | 記憶なし |
W | − |
航空会社に犬の予約をいれる | − |
X | − |
検疫所に予約をいれる | − |
Y | フライト当日 |
検疫所に行き、犬の健康診断をおこなう | 無料 |
Z | 〃 |
航空会社のカウンターで犬のチェックインをおこなう | 下記参照 |
[ | 1ヶ月 |
AKCの 「Foreign Registration Application」を申請する | $25 |
\ | − |
ドッグショーの「Superintendents」に連絡し、申込書(Premium List)を郵送してもらう手続きをする | 無料 |
] | 番外編@ |
アメリカ国内間で犬を運搬する | − |
]T | 番外編A |
空港でレンタカーを借りる | − |
]U | 番外編B |
航空会社、USDA ディレクトリー | − |
※上記は、1998年3月の情報。成田→LAX(USA)へ犬4匹、マイクロチップを選択、空路輸送方法は「携帯手荷物扱い」選択した体験談より。
◆JKC登録(AKC未登録)の犬は、T〜\の手順。(我家の場合は、リボン・オスカー)
◆AKC登録を既に所持している犬は、V〜Z、\の手順。(我家の場合は、ジャスミン)
◆ショードッグ以外の場合はV〜Zの手順。(我家の場合は、ソニー)
T. 動物病院でマイクロチップの証明書をもらう(マイクロチップ、もしくは、タトゥー)
@
マイクロチップとは、犬の個体を識別するために施される処理。現在(1998年3月時点)、JKCはマイクロチップ、タトゥーの2種類から選択。どちらを選ぶかは自由。
A JKCの輸出用血統証明書を申請する為に必要(AKC登録するために必要)。
B
動物病院にてマイクロチップの埋込みが行われるが、マイクロチップの取寄せに時間がかかるので、要確認。
(私はタトゥー処理してないので、タトゥーを選択する場合は金額等先生に確認しよう)
●マイクロチップの入った注射で、犬の首筋に埋込みを行う。所要時間、1分。
アメリカのショー会場で時々、タトゥーを入れている現場に遭遇するが、犬が泣き叫び大〜変な状態である。
愛犬家(?)としては、なんとも眼を覆う光景であった。
日本だと全身麻酔でおこなうのであろうか?いずれにせよ犬にリスクが少ないのは、マイクロチップではないかと思う。
@ JKCに電話し、指示を仰ぐ。(代表に電話すると担当部署につないでくれる。家庭犬に担当者と内線番号が記載されていたような...記憶はあやしい)
A
確か..、JKCから送って頂いた申請用紙&オリジナルの血統書&マイクロチップの証明書をJKC宛て郵送。JKCよりの輸出用血統証明書が届くのを待つ。(2〜3週間くらい)
ジャパン ケンネル クラブ
〒101 東京都千代田区神田須田町1丁目5番地
電話 03−3251−1651
V. 動物病院で狂犬病証明書をもらう
@ 指定期限内に接種した狂犬病証明書が必要(JKCもしくは検疫で要確認)
A
狂犬病注射の予約をし、証明書(日本語でOK)を発行してもらう。
CAでも狂犬病が確認されているらしい。感染源は、コウモリ、あらいぐま等?
W. 航空会社に犬の予約をいれる
犬の輸送方法は2種類ある(一般的な輸送方法)
@犬と同じ飛行機に乗って輸送する方法 (携帯手荷物扱い)
@同乗者が必要。犬と同じ飛行機に乗る。検疫手続き等、自分でおこなう。
@2000年10月よりアメリカ国内便のregulationが変更になったので要確認(国際線は今まで通りミタイ)。
A犬だけ輸送する方法 (貨物扱い)
A同乗者必要なし。輸送業者に犬を預け、検疫手続き等は業者まかせ。
携帯手荷物扱いの予約方法は次のとおり
@航空会社に連絡し、自分のフライト番号を告げる
A機内にもちこむか、貨物室にするか決める(機内にもちこむ場合、サイズの問題があるので航空会社の指示に従う)
B予約番号をくれるのでひかえておく
※バリケンのサイズ・重さ、犬の体重を聞かれる
Lサイズのバリケンは、36'L×24'W×26'H と表示されていると思うが、センチになおすと、91p(L)×61p(W)×68p(H)、重さ11.8kg
航空会社によって規定が違うので要確認(1機体に犬2匹まで、3ヶ月未満は輸送できない等)。
【ポイント】 犬をバリケン(ケージ)に慣らしておこう。
項目 |
携帯手荷物扱い |
貨物扱い |
自宅→成田までの運搬方法 | 自分で成田まで運ぶ(検疫所→チェックイン・カウンタ) | 業者におまかせ |
検疫手続き |
予約、当日の手続き、自分で行う(簡単) | 業者がおこなう |
金額 |
航空会社の規定の金額 ●大韓航空の場合(Lサイズ、アフガン) \39600×4匹=\158400 |
輸送業者の規定の金額 ●某運送会社の見積もり(1年前) 税関手続き等含めて、\450000(4匹)くらい |
税関手続き |
必要無し | 業者がおこなう |
その他 |
小さな犬だと機内の自分の座席に持ち込める | − |
検疫・連絡先 |
0476−32−6664 | 0476−32−6655 |
検疫・場所 |
第一ターミナル 動物研究所 | 貨物の動物検疫所 |
※1998年3月の情報 |
大韓航空 の場合 |
|
URL |
www.koreanair.com(英語) www.koreanair.co.jp(日本語) |
連絡先 |
●総合案内
0476−32−7561 ●貨物予約 03−5443−3377 ●携帯予約 03−5443−3311 |
特徴 |
●生後3ヶ月未満の子犬でも送れる ●1つのバリケンに1匹 |
LAX到着 |
犬をピックアップした後、自分で検疫(簡単)場所に連れていって書類を提出する。荷物が多い場合は、頼むと運んでくれる(チップ必要)ので便利(犬ピックアップ〜検疫場所〜出口まで運んでくれる)。出口まで遠い。 |
ユナイテッド の場合 |
|
URL | www.united.com |
連絡先 |
総合案内で犬の予約可能(たしか..) |
特徴 |
●生後3ヶ月未満の子犬は輸送出来ない ●子犬は、1つのバリケンに2匹でもよい (JAL規定のUAの場合は、1つのバリケンに1匹) |
LAX到着 |
出口に近い為か、検疫書類提出は既に終了済み。(自分で提出する必要がない) 犬をピックアップしてそのまま、出口へ。 |
※犬のピックアップは荷物の受取りと同じ場所(1998年3月の情報)。アメリカ入国時は検疫(宿泊)の必要がないので犬と一緒に帰れる。
★航空会社・レンタカー、ディレクトリーへ★
X. 検疫所に予約をいれる(携帯手荷物扱い〈犬と同乗〉の場合)
@
Wで記載している検疫・連絡先に電話し、予約を入れる。フライト便名、犬種など聞かれる。
Y. 検疫所に行き、犬の健康診断をおこなう
@ 成田に着いたら、犬とともに、まず検疫所にいく。
A
簡単な健康診断をおこなう。申請用紙に必要事項を記入すると(日本語OK)、英文の健康証明書を作成してくれる。狂犬病注射証明を提出。
検疫のスタッフは、犬の扱いにも馴れており、感じがよいので好印象。犬の種類の勉強の為、ドッグショーにも足を運んでいるそうだ。
農林水産省動物検疫所(詳しくはこちらで確認しよう)
※私の場合: 検疫手続きを済ませると空港外に出られないので、事前にオシッコ等の時間をとった。空港の到着駐車場で一匹ずつ。芝生の植込みだと、もよおしやすいのでお薦め。急には出てこないので時間を十分とろう。
Z. 航空会社のカウンターで犬のチェックインをおこなう
@ 検疫所で作成してもらった「健康証明書」をもって、航空会社のカウンタでチェックイン。犬の航空運賃はこの時支払う。
飛行機の貨物室は温度が下がり、とにかく寒いらしいので、バリケンの中敷きを多めにしてあげるとよいかも(気休め?)。
※私の場合:
@中敷きに冬の人間用毛布を切って代用、その下にバスタオルをひいた。前の扉はそのまま、左右の窓(?)をサランラップ(新聞)でふさいだ。UAは左右前後に空気穴が必要、空気穴のないバリケンはその場でドリルで開けてくれる。
成田→LAX間は11時間くらいだが、大人の犬はオモラシ無し、1歳の犬(オスカー、ジャスミン)はオモラシ。特にオスカー
は、サルーキーに変身していて毛皮を着ていなかったからか(気圧の関係か?)、口から泡をふいて(少し)2〜3日食欲が無く、具合が悪かった(すぐ元気になった)。
[. AKCの 「Foreign Registration Application」を申請する
@ AKCに連絡して「AKC Foreign Registration Application/緑色の用紙」を郵送してもらう
A 必要事項を記入した「Foreign Registration Application」に指定の写真をはり、JKC発行の輸出用血統証明書のコピーと、$25(登録費用)のチェック(カード可)を同封しAKCに郵送。(我家の場合はリボン、オスカー)
AKC Registration
を既に持っている場合は、この手続きは必要ない。(我家の場合はジャスミン)
B AKCより「Registration Certificate」が送られてくる。これで終了。
※JKC発行の血統証明書だけでもドッグショーには出せる(30日間有効らしい)。
この場合、たとえBOBを獲得してもAKCのポイント対象外である。どうしてもAKCのポイントが欲しければ、AKC登録をする必要がある。
American Kennel Club
Attn: Foreign Application
5580 Centerview Drive, Suite 200
Raleigh, NC 27606-3390
Tel: 919-233-9767 Fax: 919-233-3627
\. ドッグショーの「Superintendents」に連絡し、申込書(Premium List)を郵送してもらう手続きをする
@ Jack Bradshaw に連絡(Web可)して、希望犬種の Premium List
(Entry Form)を郵送してもらう。
A Entry Formに記入、チェックを同封し、期日までにJack Bradshawに郵送。オンラインでも受付ける(支払いはこの場合、カード)。暫くすると、申込んだショーのプログラムと入場券(無い時もある)が郵送されてくる。これで完了!
B Jack Bradshawが関与していないショーについては、主催クラブに連絡してEntry
Formを郵送してもらう。連絡先は「The Afghan Hound Review」や「AKC Gazette」に記載されている。西海岸はJack Bradshaw、東海岸はMB-F。
「Western States Show Calendar」を購入しておくと便利(西海岸用)。
Jack Bradshaw
P.O.Box 227303
Los Angeles, CA 90022
Tel: 323-727-0136 Fax: 323-727-2949
]. アメリカ国内間で犬を運搬する
@
狂犬病注射をし、健康証明書を現地動物病院で発行してもらう。
狂犬病(rabies)注射は$6くらいだが、診察料(先生とのお話代)が$40くらいかかるので、全部で$47くらい。
◆航空会社によって規定が違うので事前に要確認。
A 犬と一緒に搭乗する場合:
座席に持ち込める小型犬は従来通り、航空会社の旅客カウンターに書類を提出しチェックイン。自分のチケット予約の際に犬の予約をしておいたほうが安全(料金も前もって聞いておいたほうがよい。担当者によって値段が違ったりする)。
2000年10月よりアメリカ国内線の規定が変更となる。
犬=携帯手荷物ではなくなった(貨物での輸送はこれまでと同じ)。携帯手荷物を載せるスペースは過酷な条件(温度の調節が出来ない)なので、温度調節可能なカーゴスペースに動物を載せる事、だそうである。
従って、大型犬はカーゴターミナルでチェックイン(24時間前までに航空会社のCargoDept.に予約の電話を入れる事)、ピックアップもカーゴターミナルにて。
カーゴターミナルは一般の旅客ターミナルとは離れた場所にあるので事前に場所を確認しておいた方が安心。
犬の片道料金は、$200〜$300くらい(今までは手荷物の延長だったので$50〜$70くらいであった)
しかし、こういう事もある↓
10月某日、アメリカンエアのCargoDeptでリボンの予約をフライトの72時間〜24時間前までにをとり、当日カーゴターミナルに向ったら、アメリカンエアの処だけ誰もいない...!?
仕方ないので旅客ターミナルに戻り説明すると...「ここでOKよ」。
12:50(am)ダラス経由ボルチモア行、アメリカンエアのカーゴスペースの問題で、リボンはダラスから違う便に乗るはずだったのに..同乗出来た...料金も電話予約時は$270と言われたのに$70だった。
動物愛護団体の圧力だそうだが、カーゴターミナルでのチェックイン・ピックアップという事は、それだけ犬をバリケンに入れておく時間が長くなるという事である、早く出して排泄させてあげたほうがよっぽど良いと思うが。
↓↓↓
乗客が比較的少なく、外気の低い夜は、regulationが緩やか。
B 犬だけ輸送する場合:
事前の犬の予約が必要。航空会社によって規定が違うので要確認。1週間前以上の予約でないと受付けない会社とか、1機体2匹までとか。$230くらい。ピックアップはカーゴターミナルにて。
カーゴターミナルは離れている場所にある事が多いので不便。
]T. 空港でレンタカーを借りる (アフガンと旅行する場合)
@事前にレンタカーの予約をいれたほうが良い(入れなくてもOK)。犬を連れているなんて、言う必要はない。
A空港で犬をピックアップして、レンタカーのオフィスまで行くバス乗り場へ向かう。ケンネルカートを持っていると便利($70くらい。取手がヒモのカートとプラスチックのカートがあるが、ヒモ製の方が使いやすい。プラスチック製はおれやすいし、使いにくい)
Bバスを待っている間に、バリケンから犬を出して、排泄させよう。
Cバスの運転手さんに手伝ってもらって、バリケン(犬はバリケンに入れておく)をバスに積みこむ。
Dレンタカーオフィスに着いたら、またまた運転手さんにお願いして、バリケンをおろす。
E後はお好みで。助手席でおとなしく出来る子は、助手席へ。(リボンは助手席)
※空港からレンタカーを借りて移動する場合、一番の問題点は、「レンタカー・オフィス行きバスへの、バリケン積み下ろし作業」である。迷わず、運転手さんに手伝ってもらおう(親切)。
2000年10月よりアメリカ国内便の規定が変更となり、大型犬はカーゴターミナルでチェックイン、ピックアップ。
@レンタカーを借りて、カーゴターミナルに向い、ピックアップ。
Aカーゴターミナルで犬をチェックイン、その後、レンタカーを返しに行く