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イスラエル

首都:エルサレム

経済は多角化。輸出は研磨したダイヤモンド

イスラエルの入植地

参考文献

イスラエルは1967年、周辺のアラブ諸国との第3次中東戦争で圧勝した。この勝利によってヨルダンが支配していた東エルサレムを含むヨルダン川西岸、シリア領のゴラン高原、エジプトが支配していたガザ地区などを占領し、占領地にユダヤ人のための居住地区を作って「入植地」とした。現在、200カ所近い数に上る。

領土を奪われた形の周辺アラブ諸国は反発し、特に占領地に住んで、新たな国家建設を目指すパレスチナ人は強く抵抗した。これまでに度々、入植者との間で衝突が起きており、入植問題は、イスラエルとパレスチナ自治政府による和平交渉の進展を妨げている。

イスラエルは3月、東エルサレムの入植地建設を強行したため、パレスチナ側の反発を買い、和平交渉は中断したまま。さらにネタニヤフ・イスラエル首相が9月にヨルダン川西岸の入植地の一つを拡大すると宣言。こうした強い姿勢は、交渉の仲介役の米国の批判も招いている。


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