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大地形

平野

  1. 侵食平野

    比較的規模の大きな平野に多い。
    1. 準平原

      さまざまな侵食により、起伏が小さくなった地形。 デービスの侵食輪廻の最終段階。 つまり、もともとは山だったところが、平らになったもの。(そこが構造平野と違う)
      [例]リャオトン半島、シャントン半島、朝鮮半島西部。
      [補足]モナードノック(残丘):侵食からとり残された山体。
    2. 構造平原

      先カンブリア期の岩石の上に、ほぼ水平に堆積した、古生代、中生代の地層があって、そのまま表面が侵食されて形成された平地。 つまり、もともと平らだったところが侵食された。

      地層構造が同じならば、高原や台地でも、構造平野に入れる。
      [例]東ヨーロッパ平原、西シベリア平原、北アメリカ中央平原、オーストラリアさん井盆地、コロラド高原、ブラジル高原、中央シベリア高原、オーストラリア西部、アフリカの高原。

      1. メサ・ビュート


      2. ケスタ地形

        パリ盆地、ロンドン盆地、ウクライナ地方、五大湖周辺
  2. 堆積平野

    比較的小規模な平野に多い。
    1. 沖積平野

      河川の堆積作用で形成された平野。

      上流から、扇状地帯→氾濫原→三角州帯の順番に配列するのが基本形。

      1. 扇状地帯

      2. 氾濫原

      3. 三角州帯

    2. 洪積台地

      洪積世後期に形成された平野が、隆起して台地になった地形。
    3. 海岸平野

      堆積物がたまった浅い砂丘の海岸が隆起して、陸になった地形。


小地形

  1. 三角州
    1. 円弧状デルタ:ナイル川河口(アレキサンドリア)・ボルガ川河口・岩木川(青森)
    2. 鳥し状デルタ:ミシシッピー川河口(ニューオーリンズ)・太田川(広島)
    3. カスプ状デルタ:テレベ川(イタリア)・天竜川・大井川


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