例えば、「亜鉛が塩酸に溶ける」反応について考えてみましょう。
亜鉛は水に溶けると、イオンになりますよね。 陽イオンになった訳ですから、亜鉛は「電子を失った」訳ですが、この時の亜鉛の酸化数の変化に注目してください。 0 が +2 に増えていますね。つまり亜鉛は酸化した訳です。
この場合に限らず、一般に「電子を失う」事は「酸化する」事になります。
つまり電池の負極ではいつも、酸化反応が起きている訳だ。(電気分解では逆に、正極が酸化だよ!正極・負極の定義が逆だから)
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