TCA 回路で唯一、基質レベルのリン酸化を行なう反応。
スクシニルCoAからコハク酸への加水分解は、大きい発エルゴン反応で、自由エネルギー変化は ΔG0’ = −8 [kcal/mol] もあり、ATP の -7.3 [kcal/mol] を生じるに十分である。
実際には、直接ATPを産生するのではなく、一端 GTP を産生し、ヌクレオチドジホスフェートキナーゼで、ADP に転移し、ATPに転移する。
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