中学理科で登場した「でんぷん」「脂肪」の消化は、既にやりました。次は、残る「タンパク質の消化」について考えましょう。
そのためにはまずアミノ酸を考える必要があります。
アミノ酸には正確には、「αアミノ酸」「βアミノ酸」「γアミノ酸」・・・・と種類がありますが、最初はαアミノ酸だけに注目して、他は無視して説明しましょう。(大抵の大学入試(医学部以外)は、これでほぼ十分でしょう)
まず「αアミノ酸」というのは、「同一の炭素に、『カルボキシル基』『アミノ基』『水素』ともう一つ何かが結合している化合物」を指します。
具体的に描くと、こんな感じです。(ただしこの場合、Rは水素Hでも構わない)
以下、いくつかの例を挙げてみましょう。
では詳しい話に進みましょう。
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