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Frontier as Inernet Config Helper


Frontierを Internet Configの Helper Applicationとして使う

  Internet Configを Installしていると Internet Config Awareな Application(例 Mr.PC)から URL文字列に応じた Helper Application経由で簡単に目的のデータを得ることができます。
 これはどの様に行われているかと言うと Internet Configが持っている DataBaseを探し、URLに対応する Helper Applicationに GetURL AppleEventを送ることで実現しています。
 Internet Configが行っているのは単に AppleEventを送るだけで、Helperが何を行うかは関知していません。従って Helper Applicationで GetURL AppleEventに対し適切な処理を行うことであらゆる動作が可能になります。

 Frontierを使って Scriptable Helperを作ってしまいましょう。ここでは odb:user.websites という URL(?)形式で Frontier Object Datadase項目が Openされる様にしてみます。
 まず Internet Configを立ち上げ Helper Applicationを登録します。以下の画面で Helpers をクリックします。

 さらに Add をクリックして以下の様に odb に対して Frontierを登録します。

 次に Frontier側に GetURL AppleEventに対する処理を追加します。Frontierでは AppleEventに対する処理を system.verbs.traps.xxxx.yyyy に書いておけば実行されます。ここで xxxxは AppleEvent Class、yyyyは AppleEvent IDを指定します。GetURL AppleEventでは両方とも 'GURL'です。
 こちらに system.verbs.traps.GURL.GURL Install fileを置いておきます。

traps.GURL.hqx
 Scriptを見ていただくと解りますが、行っていることは単純で Parameterとして "odb:user.websites"がそのまま渡されますので、これを分解して適切な動作に分岐します。この例の様に Frontier内だけで完結した処理はもちろん他の Applicationとさらに連携させることも可能です
 後は Internet Configに URL形式を追加し、Frontierの GURL Scriptの caseを追加するだけで色々な動作が可能になります。アイデア次第で面白いことができると思いますので試してみてください。


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