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土壌
成帯土壌
湿潤地域
ラテライト・ラトソル
熱帯雨林に分布。有機物は流出するため、やせ地。酸化鉄やアルミナを多量に含むので赤色。
赤色土・黄色土
亜寒帯の常緑広葉樹林の下に分布する。酸性のやせ地。
褐色森林土
温帯の混合林や落葉広葉樹林の下に分布。表層に腐食層が多い肥沃な土壌。亜寒帯側では黄褐色、冷帯側では準褐色(淡褐色)を示すようになる。
ポドソル
冷帯のタイガに分布するやせた酸性土壌。灰白色の表層の下は、アルミナや酸化鉄、腐食などが集積して褐色。
ツンドラ土
寒帯で、夏に生育した地衣類・せん苔類が枯れて集積したものを母材とする土壌。下層は永久凍土層のため排水が悪く、強酸性のやせ地。
乾燥地域
プレーリー土
アメ合・カナダのプレーリーやパンパ、北ヨーロッパなど、ステップ北部の冷温帯に分布する黒色の肥沃土。
黒土
ロシア平原〜ウクライナ(チェルノーゼム=黒土)、グレートプレーンズなど、大陸内部のステップに分布する黒色の肥沃土。
栗色土
大陸内部のやや乾燥したステップに分布する栗色の肥沃土。感慨により耕作可能。華北平原やアフリカ中南部に分布。
砂漠土
冷帯〜温帯に隣接する砂漠では灰色、熱帯や亜寒帯では赤色。いずれも有機質の少ないやせ地で、塩類が集積して、アルカリ性が強い。農耕はできない。
間帯土壌
気候、植生よりも、母材や地形などの影響を強く受けた土壌。帯状態に存在せず、スポット的に分布する。
テラロッサ
石灰岩が風化した赤橙色の土壌。地中海沿岸に多く分布。
テラローシャ
ブラジル高原南部に分布する。玄武岩が風化した赤紫色の土壌。肥沃でコーヒー栽培に適する。
レグール土
デカン高原に分布する玄武岩・カンラン岩などが風化した黒色の土壌。黒色綿花土とも言われる。
泥炭土
冷帯〜熱帯の湿地に分布。湿地の植物遺体が、植物組織を識別できる程度にしか分解されない泥炭のなって形成。
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