H-COOH:ギ酸


漢字で「蟻酸」と書く事から分かるように、蟻に含まれる酸。

カルボン酸だが、アルデヒドでもある。

加熱すると分解し、

H-COOH → CO↑ + H2O

一酸化炭素を生じる。


ハチ毒の主成分。

組織刺激性あり。

炎症が起きるのは、このギ酸のため。

人体では肝臓における、メタノール酸化で生じる。

血中濃度が上がると、アシドーシスを起こし、ヘモグロビンの酸素運搬能力を低下させる。


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