はじめに

最近、「高校化学１Ａ・２」という科目名を掲げながら、実際には前半しか授業しない高校が急増しています。

理系大学進学を希望する場合、それではどうにもならないので、高校２年後半になって、高校からその事実を知らされて、我々予備校に泣き付いてくる高校生が大勢現れています。

そこで、ここではそのような事情を抱えた生徒が、自力で学習するサポートをするためのハイパーテキストです。

具体的手法

無機化学の最初は、残念ながらまず、多くの事を覚える必要があります。

その内容の基本は、化学ノートの内容を片っ端から覚えてもらえば良いんですが、いきなりそんな事言われても、困っちゃいますでしょ？

そこで、このハイパーテキストは、まずどこを読んで、何を覚え、理解したら良いのか、アドバイスします。

まず、このハイパーテキストと市販の参考書を使って、おおざっぱな事をざっと見てください。

次にとにかく問題集を使って、入試問題を片っ端からやって下さい。

最初は、何が何やらわからないと思いますが、良いんです。とにかく数をこなして、問題集の解説を読んで、知識を整理し、増やして下さい。

そして次に、すぐれた予備校の模擬テストを、いっぱい受験します。すると、力が固まってきます。

そうしている内に、高校で学んだ人達に追いつきましょう。

ここに進んで下さい

「理科に関係した地理」との関係

姉妹ハイパーテキストに理科に関係した地理があります。

理系受験生の多くが使う「地理」も、無機化学と似ていて、まず最初は知識が必要で、その準備が整ったら、総合的な関係の学習に進みます。

そこで同じ化学と書き方で、地理のハイパーテキストを書いてみました。

お役に立てば幸いです。

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