製作中
アルカンは先に説明しましたように、安定していてあまり反応をしません。ということは、アルカンと同じ構造を持っているものは、あまり反応しない訳です。
ならば、CH3−COOHのCH3−が、C2H5−やC3H7−に代わったところで、分子全体の性質には、あまり違いが生じません。
つまりアルカンと同じ構造を持っている基、CnH2n+1−は、nがいくつであっても、そんなに差が無い事が多いのです。
そこでこれらCnH2n+1−をまとめて「アルキル基」と言い、略して「R−」と書きます。
製作中
さて、以上で鎖状炭化水素に関する知識は一通り終わりです。
是非問題集の問題を解いて、今までの知識を整理して見てください。
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