混合経済国。日本の主要原料供給国。
先住民はアボリジニ。(ニュージーランドはマオリ族で違うので注意)
首都キャンベラは計画都市。
独立時にシドニーとメルボルンが首都を奪い合ったため、中間に作った。
ゴールドラッシュ時、大量の中国系の人が流れ込んだため、白豪主義政策を採った。
白豪主義は止めた。
現在は労働力不足のため、インドシナ難民を含む、アジア系移民を受け入れている。
輸出は石炭、金属鉱、穀類、羊毛、原油、肉類。
農民一人当たりの耕地面積はダントツトップ。二位のカナダに大差を付けている。
アボリジニは現在では2/3が都市生活している。
輸出相手国としては、以前はイギリス中心だったが、現在は日本(25%)がトップで、以下アメリカ合衆国(12%)、ニュージーランド(6%)、韓国(5%)と続く。
輸出内容も以前は農産物中心であった(1960年で羊毛が40%)が、現在は石炭(11%)がトップ。二位は金(7%)、三位が羊毛(6%)。
西部のマウントホエールバック・マウントトムプライスは露天掘りの鉄山。高品質の赤鉄鉱を算出する。
亜鉛鉱の産出量がカナダに次いで世界二位。(地亜鉛の生産はランク外)
日本の石炭輸入元の半分以上は、オーストラリア。(次いでカナダ、中国)
マーレー川流域ではスノーウィーマユンテンズ計画で導いた潅漑が行われている。この地域の潅漑には掘り抜き井戸による訳ではない。掘り抜き井戸はこれよりもっと北で、大さん井盆地の放羊に利用している。(センター98本試験にて出題)
企業的穀物農業として、南東部の、年間降水量が500mm前後のマーレーダーリング側周辺に集中。
放牛:牛は乾燥に適さないので、北部の降水量の多い地域(サバナ地域)の肉牛、東海岸南部(市場が近い)の乳牛・酪農として分布。牛はベスト5には入らない。
放羊:羊は乾燥に強いので、年間降水量250〜500mmの地域に一致。掘り抜き井戸が重要。羊の頭数・羊肉の生産は中国に次いで世界二位。羊はスペイン原産のメリノ種(ニュージーランドは肉兼毛用のコリデール種と肉用のロムニー種)。