乾燥剤


乾燥剤
酸性用濃硫酸
五酸化二リン
中性用CaCl2
シリカゲル
塩基性用CaO
NaOH
ソーダ石灰


酸性の気体の脱水

HCl,CO2、Cl2、NO2、H2S、SO2等。

酸性または中性の脱水剤を用いる。

[例外]

2Sは濃硫酸を用いることはできない。

酸化還元反応が起きるため。

[例外の例外]

SO2の脱水にも、濃硫酸は使えない様に思えるが、使って良い。

確かに酸化還元反応は起きてしまうが、結果として生じる物質もまたSO2なので、別に問題にならないからである。

中性の気体の脱水

2、CH4、O2、O3、H2、CO等

別に何を使っても良い。

但しCaCl2は、NH3やエタノールと反応するため、使えない。

塩基性の気体の脱水

NH3

中性または塩基性の脱水剤を使用できる。

ただNH3の場合CaCl2と反応するので、それは使用できない。

またソーダ石灰は脱水剤であると同時に、CO2の吸収剤としても重要なので注意。


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