二番目にECに加盟した国(1952西ドイツ・イタリアと同時)。
ヨーロッパで最大面積で当然、「日本より広い三ケ国」の一つ(フランス・スペイン・スウェーデン)。人口は5814万人で三位。ローマカトリック教。人種はフランス系。
工業国。ヨーロッパの穀倉。西ヨーロッパ最大の農業国。小麦などを輸出。小麦生産四位。輸出は三位。ブドウ生産はイタリアに次いで二位だが輸入も多く四位。
「フランスでは、石油危機による原油価格の急騰などにより、現在、発電エネルギーの中で原子力が、最も大きい割合を占めている。」[96センター追試]
輸出トップ5に航空機があるのが特徴。
パリ盆地はケスタ地形として有名。(ケスタと言えば、パリ盆地ロンドン盆地、ウクライナ地方、五大湖周辺が重要)
鉄はロレーヌ地方のミネット鉱が中心。鉄の含有率が低く、リン分が多く良くない。トーマス法ができて、利用されるようになった。
メス・ナンシーの鉄鉱業は古くからある。
近年、臨海製鉄所が重要となる。ダンケルク・フォスが重要。
原子力産業、航空機産業が重要。発電量の3/4を原子力に依存する事で有名。
北に流れパリを通ってイギリス海峡に注ぐセーヌ川と、南に流れ地中海に注ぐローヌ川、西に流れビスケー注ぐロアール川が重要。
ローヌ川流域には、フランス第二の都市であるマルセイユとリヨンがあり重要。
ランス潮力発電所。
リゾート地としてコートダジュール(カンヌ・ニース)・シャモニー(フランス・スイス・イタリアの交点)が重要。
ラングドック・ルシオンは1960年代に政府主導で開発したリゾート地。
パリの副都心はラ=デファンス。
ニュータウンはビルヌーベルと言う。
南フランスでの一般的な食事は「魚の煮込み(ブイヤベース)とワイン」[98センター試験]
ブルターニュ地方の民族問題。(ケルト人ブルトン人)
ヨーロッパには多い傾向だが、工業地帯の重心は、特に鉄鋼業に関しては、時代と共に移動している。原料立地型のロレーヌからドーバー海峡に近いダンケルク、地中海に面したフォスなどに移った。
シャンパーニュ地方:パリ南東方。ブドウ栽培が重要。ブドウ酒の本場。ケスタ地形でも有名。シャンパンの語源。
食料自給率が高く、穀物輸出国。主に家族労働にたよる自作農が多いが、パリ盆地一帯では、大規模な企業経営による小麦生産が多い。
家族経営の自作農が多い。農業人口は6.7%で、先進国の中では多い。(アメリカ合衆国2.8%、イギリス2.0%、日本6.6%)
パリ周辺で大規模な小麦栽培。中部・西部の丘陵ではブドウ。南部はブドウとオリーブ。
テンサイの生産は世界一。
ブドウ栽培北限が国土を横切っているが、ブドウの生産はイタリアに次いで二位。しかし輸入も四位なので注意。