酸化物を水に溶かすと、酸性を示すものや、塩基性を示すものがあります。
それぞれを酸性酸化物、塩基性酸化物と言います。
非金属元素の酸化物に多い。
例えば二酸化硫黄は、水に溶かすと亜硫酸を生じるので、酸性を示します。
SO2+H2OH2SO3
H2SO32H++SO32-
酸化ナトリウムや酸化カルシウムなども水に溶けると、強塩基になります。
Na2O+H2O2NaOH
また、CuOやFe2O3は水に溶けませんが、酸には溶けます。そして溶けた時はそれを中和する反応をするので、塩基性酸化物に入れます。
CuO+2H+H2O+Cu2+
Fe2O3+6H+3H2O+2Fe3+