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アルゼンチン

首都:ブエノスアイレス

スペイン領。スペイン語。白人が90%以上と多い。中南米で工業化が進む国の一つ(ブラジルアルゼンチンメキシコ)。

肥沃なパンパでの小麦栽培と、牧草アルファルファの栽培と牧畜(肉牛)が重要。南半球のため、端境期に収穫ができるのが重要。農作物は主にヨーロッパに輸出。パンパではもともと放羊、放牛が中心だったが、現在は輸出向け小麦が主要生産物になっている。

パンパは降水量550mmを境に、湿潤パンパと乾燥パンパに分けれれる。

大地主・小作制度が重要で、大農園を「エスタンシア」という。ウルグアイでもエスタンシアという。(ブラジルは「ファゼンダ」、メキシコペルー・パラグアイ・コロンビアでは「アシェンダ」)

小麦生産はランクに入っていないが、輸出 は5位と多い。

の頭数、牛肉の生産ともに世界5位。(輸出は9位)

羊とはランクインしていない。

綿花も生産7位、輸出4位と多い。

カカオの生産は世界四位。

1870年代に冷凍船が発明され、生肉の輸出が可能になったのをきっかけに、温暖湿潤で牧草がよく育ち、年中戸外での放牧が可能な条件を生かし、放牛が発達した。特に栄養価の高い牧草であるアルファルファによって、肉牛・乳牛・羊などの牧畜が進んだ。

ラプラタ川流域のパンパで放牛が、南部の乾燥したパタゴニアで放羊が行われ、牧場、牧草地率が51.3%と高い。(センター98本試験で出題)

パンパ

肥沃な土地。降水量550mmを境目として、東側(海側)の湿潤パンパ、西側の乾燥パンパに分かれる。

もともと放羊、放牛が中心だったが、現在は輸出向け小麦が主生産物。

小麦地帯

湿潤パンパと乾燥パンパの境目付近に分布。

牧畜地域

大農場エスタンシアで企業的牧畜業。

湿潤パンパ:肉牛地帯。トウモロコシ、アルファルファが飼料。

乾燥パンパ・パタゴニア:放羊も行われる。

気候

北から順番に、BWBSCsCfbと並ぶ。


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