IWGPタッグ王者天山・小島組が、長州・真壁組を9分37秒で下し、4度目の防衛に成功した。
4年ぶりのタイトル戦に臨んだ長州に攻撃を集中。
長州のリキラリアットを何発も浴び、小島が天山にラリアットを誤爆する危機もあったが、
最後は小島が真壁にカウンターのラリアットを決めて、ケリをつけた。
予告通り10分以内で長州組を沈めた天山は「文句あっか。長州、出ていけ」と絶叫。
小島も「長州さん、まだやりたいの。次はフライ、ノートン組でもいいぞ」と息巻いた。
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天山・小島・後藤のT2000トリオが、メーンの6人タッグで、健介・中西・吉江組に圧勝した。
序盤こそ小島が本隊の3人に左ヒザを狙われて劣勢だったが、徐々に天山、小島のIWGPタッグ王者のコンビネーションがさく裂。
最後は2日前にIWGPヘビー級王座から陥落した傷心の健介を、天山がダイビングヘッドバットから抑え込んだ。
「なんだ健介は? ベルト取られたら、ただのデブだな」と天山。
今日20日の東京・代々木大会での長州・真壁組との防衛戦については「ちゃんちゃらおかしい。
10分もかけないでぶっ倒す」と吐き捨てた。 |
IWGPヘビー級王者佐々木健介が2度目の防衛に失敗した。
序盤は挑戦者ノートンの左足に狙いを定めて動きを止めたが、最後はフライングラリアット1発に沈んだ。
ノートンのケタ外れのパワーに、控室でも苦痛の表情を浮かべながら2分以上も顔を上げられず、ノーコメントで会場を立ち去った。
一方、98年9月以来、2年半ぶりにベルトを奪回したノートンは「TEAM2000、NO・1」と絶叫。
T2000の天山も「オレたちが全部、ベルトを占拠する。何が馳だ、先生ヅラしてんじゃねえ」と気勢を上げた。
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新日本プロレスのIWGPタッグ王者・天山広吉が13日、今シリーズ最終戦の防衛戦の相手・長州力をこき下ろした。 天山は「現役完全復帰」を宣言しながら、体調不良を理由にこの日の福岡・北九州大会を欠場した長州を猛烈に批判。 「オレたちに負けたら、頭を丸めてもらうか」と、異例の髪切りマッチを提案した。 「活火山」天山が噴火した。 試合前、この日の北九州大会を欠場した長州が会場にも不在なのを確認すると、せきを切ったように批判を連発した。 「出たり出なかったり、いいかげんなもんだな。 カゼをひいた? うつされるのもイヤだけど、やるんだったら徹底的に出て来いよな」とせせら笑った。 セミファイナルの6人タッグでは、長州と同世代のベテラン木戸をあっさり抑え込み、新時代の到来をあらためて証明。 胸を張って引き揚げた。 天山は僚友小島とともに、20日のシリーズ最終戦で長州、真壁組の挑戦を受ける。 2・18両国大会で圧倒的な力の差を見せつけた相手とIWGPタッグ王座をかけて再び戦うことにうんざりしている。 長州はパートナー真壁とタッグでは、いまだに勝利を挙げていない。 それなのに15日の京都大会(6人タッグ)まで、一緒に組む予定さえない。 「どういうつもりで、ベルトに挑戦する気なんだ? いくら長州力でも、オレにとっては過去の人。 ガムシャラに来るだけ真壁の方が怖いよ」とまで切り捨てた。 天山は先日、T2000の蝶野、小島とともにテレビ番組の収録で「モーニング娘。」と共演。 13歳の辻希美に「ある対決」で完敗してしまったという。 「(辻が)16歳も年下なんで、若さや世代の違いを痛感した。でも、考えてみればオレと長州なんて、20歳差なんだよね」と妙に納得顔で話した。 20日の再戦まで1週間を切った。「勝つのが分かっているからつまらない。 オレたちが勝ったら、頭を丸めてもらおう。そして、ガラクタばかりの武藤の新チームに入ってもらおう」とニヤリ。長州にとって屈辱的な提案で、天山は独演会を締めくくった。 <日刊参照> |
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