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アルカリ金属(1A族)

周期表の左端にあるのが、この「アルカリ金属」です。但し、左端の列(1A族)でも、水素はこれに含みません。

密度が小さく(軽い訳です)柔らかく、融点が低いのが特徴ですが、ま、何よりも「反応しやすい」のが大きな特徴です。

反応しやすいので、空気中に置いておくことができません。空気中の酸素や水分と反応してしまうからです。

ですからナトリウムやカリウムを保存する場合、空気に 触れないために、石油に浸けて保存します。

  1. ナトリウム
  2. カリウム


10 11 12 13 14 15 16 17 18
He
Li Be Ne
Na Mg Al Si Cl Ar
Ca Sc Ti Cr Mn Fe Co Ni Cu Zn Ga Ge As Se Br Kr
Rb Sr Zr Nb Mo Tc Ru Rh Pd Ag Cd In Sn Sb Te Xe
Cs Ba Hf Ta Re Os Ir Pt Au Hg Tl Pb Bi Po At Rn
Fr Ra


酸化物

塩基性酸化物。

水と反応して水酸化物になる。

これらはアルカリ土類と同じ。

水酸化物

白色固体。

融点が低いため、加熱するとそのまま融解する。

水溶液は強塩基性。

固体のままでも、水溶液でも二酸化炭素を吸収し、炭酸塩になる。

炭酸塩

  1. 水に対して:水溶性

  2. 熱に対して:安定(二酸化炭素を放出しない)なので、融解する

  3. 酸に対して:二酸化炭素を放出して溶ける

炭酸水素塩

あたりまえだけど、アルカリ土類にはないよ。炭酸塩との違いに注意。
  1. 水に対して:水溶性

  2. 熱に対して:二酸化炭素を放出し、炭酸塩になる

    2NaHCO3 → Na2CO3 + H2O + CO2

  3. 酸に対して:二酸化炭素を放出して溶ける

    NaHCO3 + HCl → NaCl + H2O + CO2


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